車両用木製防護柵「ウッドGr」には保存薬液注入処理を施したビームを使用していますが、10年を超えると腐朽による強度低下により、ビームの交換が必要になってきます。
末永く安全にご利用いただくために、ビームの腐朽調査により「被害度3」を超えたビームについてはビームの交換をお願いいたします。
1998年撮影
2016年撮影
2004年撮影
2016年撮影
10年経過すると、人間は成長し切られた木材は腐朽します。
自然と景観に優しい木製車両用防護柵ですが、定期的にメンテナンス(交換)を行う必要があるのです。
設置後10年経過しても腐朽度2以下のビームが存在する反面、設置後数年で腐朽度が3を超えるビームも存在します。
「木製道路施設の耐久設計・維持管理指針策定のための技術開発」研究チームによる「木製防護柵・遮音壁の耐久設計と維持管理指針(案)」の第5章『補修と交換』によれば、木材の腐朽による交換は、以下の基準で行うこととなっています。
1.腐朽等により害被度が3を超えたものについては個別に実施する。
2.路線全体の被害度平均が2.5を超えた場合には、路線全体の交換を実施する。
目視や打音によってビームの「被害度(腐っている度合)」判定を行います。
「被害度(腐っている度合)」判定は、腐っている程度や割合に応じて行うのです。
日本木製防護柵協会の研修会において「被害度判定研修会」を行っているところです。
一般社団法人 日本木製防護柵協会
事務局 和光コンクリート工業(株)
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